🌈リンクした虹🌈

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母校である大学のミュージアムで、京都の「わらじ医者」で有名な「早川一光」先生の企画展示をみるために、昨日は、京都に行っていた。

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早川先生は、2000年介護保険制度が導入されるずっと前から、地域医療、在宅医療の大切さを唱続け、地域医療に尽力された医師である。

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もう、14年前になる。早川先生には、以前勤めていた施設の10周年記念祭時、記念講演を依頼したことがある。

その時、ユーモアを交えながら、地域医療に対する熱い思いを話され、患者さんに寄り添う姿、心に、心が響いたのを、今でも思い出す‥

残念ながら、早川先生は、2年前にお亡くなりになられた。

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地域福祉、在宅医療、医療、介護、老い、在宅福祉、高齢社会を考える上で、早川先生の取り組みを最後にもっと知っておきたい。

晩年自らも病を得て感じられたということがどういうものなのか、知っておきたい、そう思った。

 

2000年4月から介護保険法が施行され、改正を重ねながら、2025年には、「地域包括ケアシステム」の構築、高齢者が住み慣れた地域で暮らせるよう体制の整備が進められているようだが‥

厚生労働省は、うまげに言っているだけで、ようは、ただ介護保険のパンクのしわ寄せをうまい言い方、ごもっともな言い方に変換しているだけで、ケアシステムをどうみても、私には絵に描いた餅にしか見えない。

今、国が目指している在宅福祉は、たてまえだけの空論と感じる。

早川先生が、一生を通してされたこと、一生をかけてされた在宅医療、在宅福祉、地域福祉とは、程遠い世の中に向かって行っていると感じずにはいられない‥

そういう、世の中に向かっていく中で、いち、福祉人として、何ができるのだろう‥

何をしていかなければいけないのだろう‥

と、改めて、自分に問うた日となった。

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早川先生が、「虹🌈」について、語られていたという記事を目にした。

                     

                         虹🌈

 

私の中で、何かが、リンクした‥

 

早川先生のお言葉‥

虹とは一体何だったのか

どこにでもある雨粒だったのか

一粒だと雨粒

集まると虹になる

夢見る人が多ければ‥

 

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目にした時、涙が流れた‥

なんだか、早川先生が、にじ色らんどを‥

私を‥応援してくださっている気がした。

エールをいただいた気がした‥

そして

身が引き締まった。