忘れてもいい‥🌈😌

昨日実家に電話をかけると、母が出た。

「麻貴やけど」と言うと、「はいはいっ」と母。少し話したのち、「じじにかわって」っというと、「ちょっと待ってよ」といいながら‥

電話の向こうから聞こえてきた言葉は‥

「たみちゃんから電話」

と父に言っている母の声‥

私は麻貴なんだけどなぁ‥

たみちゃんは、あなたの妹で‥

私は麻貴‥

あなたの娘‥

認知症があるから、しかたないなっと‥思いながらも切なさで、涙が流れる。

母は、私のことを忘れていっているのだろうか‥

そういえば、もうずいぶん、母から、「麻貴」って呼んでもらっていない‥

もしかしたら、私が娘だという認識も、娘の名前が「麻貴」だという認識も、もう母にはないのかもしれない‥

私のことを最高に愛して育んでくれた存在の人に認識してもらえなくなる‥

なんて切ないんだろう‥

切なくて切なくてたまらない‥

だけど‥いい。いいよ‥

あなたが忘れても、

私はあなたの娘にかわりない。

 

私が帰る時には、「また来てよ。またおいでよ。気をつけて帰りなよ。」っと、いつも言ってくれる。

そして、私の車が見えなくなるまで手を振ってくれる。

私が誰なのかいまいち分かっていないのかもしれない‥

だけど、あなたにとって私は、また来て欲しい人、会いたい人、大切な人には違いないんだなって思える。

だから‥それだけでじゅうぶんだね。

だから‥

忘れてもいい。

認識できなくてもいい。

もうそんなことはどっちだっていいよ。

だってお母さんあなたは、いつだって、どんな私もいいよって‥あなたは、あなたでいいんだよと、抱きしめてくれた‥

お母さんあなたは、私のすべてを包み込んでくれた。

 

        まるごと

                 まるっと

 

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だから、今度は私の番だ💗

そう、あなたがしてくれたことを、あなたに‥

そしてにじ色らんど🌈にご縁ある方たちに、つなげていこう‥

そう思った。